設定・用語・FAQ

文書バージョン:1.2.0 対象GitHubバージョン:v1.2.0 文書ID:guide-reference
文書状態:公開済み。mainへのpush時に検証後、GitHub Pagesを自動更新

更新履歴

文書バージョン 更新日 更新内容
1.2.0 2026-10-22 v1.2.0の対象タグ・文書版を確定。過去の測定基準と公開済み履歴を保持
1.1.2 2026-10-11 公開文書整合性監査の修正を反映し、文書PATCHを一つ上げ、対象タグをv1.1.4へ統一
1.1.1 2026-10-10 動作確認・受入範囲をWSL上のUbuntu 24.04 LTS x86_64へ統一。Ubuntu native比較・Windows native単独確認を現在の必須条件から除外し、同一環境の検証と過去証跡を維持
1.1.0 2026-10-05 初版:公開サンプルの実行・実画面・条件変更実験、GitHub Pages公開とMarkdown再利用を整備

最小例で使う設定

設定 意味 今回の値・注意
network NEDのnetwork型 demo.Main
ned-path NED探索場所 INIからの相対パスmodels
workload 生成入力 INIからの相対パスminimal.json
sim-time-limit 観測終了 1ms。内部時刻はps整数
metrics-window 窓ごとの集計幅 1ms
Main.bus.bitrate Busの速度 500kbps / 1Mbps
Main.*.queueCapacity 待機するTX要求の容量 各64。送信中要求は待機キューから外れる

INIはNEDのパラメータを上書きします。NED自体は独立パーサで対応サブセットを扱うため、任意のOMNeT++プロジェクトがそのまま動く互換環境とは説明しません。

用語

用語 読み方
CAN ID フレームの識別子・調停優先順位。最小例では256など
generator ID workloadの生成器ID。aなど
request ID 生成された要求の追跡ID。a:0など
SOF / EOF フレーム送信開始 / フレーム終端
release 3bit間隔を終えてBusが解放される時刻
observed / received 受信観測 / フィルタ通過後のRX処理完了
generated / ready 要求生成 / 送信可能になる時刻
schema / profile 出力形式の版 / 扱うモデルの契約
partial 途中状態を含む結果。未確定を完了として補わない

よくある疑問

runやviewが既存出力を拒否する

既存データを保護するためです。出力先をresults-guide-minimal-2やguide-minimal-viewer-2.htmlに変えて再実行します。入力JSONを編集して時刻を直す方法は使いません。

フレームは3つなのに受信が6件ある

送信元以外の2ノードがそれぞれ受信するからです。送信要求数と受信機会を分けます。受信フィルタを変えれば受信件数は変わります。

EOFと次のSOFが一致しない

最小例では3bitの間隔があります。500kbpsなら6µsです。EOFで送信成功が確定しても、Bus解放までは次の送信を始めません。

1ms実行なのに最後の通信は536µs

各ノード1回しか生成しないため、後続イベントがなくなります。観測終了は1msのままです。バス占有率やthroughputの分母も、最後のEOFだけへ短縮して解釈しないでください。

Viewerの検索・省略で結果件数が変わるか

一覧の表示条件が変わるだけです。集計の母数は全記録です。要求の時刻列は実行全体、状態は選択時刻の値です。

Windowsで同じコマンドを使えるか

掲載Bashコマンドと実行検証はWSLで行いました。現在の動作確認・受入範囲はWSL上のUbuntu 24.04 LTS x86_64です。Ubuntu nativeとの比較とWindows native単独確認は現在の要件・受入・公開必須条件に含めません。Viewer HTMLとMkDocs静的ガイドはWindowsブラウザで読めます。Windows native Rustビルドは今回検証していません。

資料によってprofileの提供状態が違う

資料が対象とするタグを確認し、そのタグの実装・テスト・Releaseを照合します。ガイドの基準版v1.1.3には5つの初期transaction profileが入り、Viewerも対応しています。後続版の機能は、その版の資料を参照してください。全文規格適合や性能受入は、profileの実行確認とは別に評価します。

入門、画面操作、調停実験へ戻れます。